花のある人生

梅は本妻、桜は愛人、桃は不倫妻。




これは渡辺淳一先生のお言葉。

梅は凛として咲いている。
枝葉地味だが複雑な凸凹があり、生きてきた年輪の深さを思わせる。
そして実をつける。

桜は愛人、桜の咲き方には周りの人目など一切気にしない。
死者の精を吸い尽くしたかのように咲きほころる愛人そのもの。

桃は桃源郷といわれるほど、男心を虜にする。
本妻と愛人を兼ね備えた浮気をしている不倫妻。
妻で、尚且つ愛人にもなれるのだから、考えようによっては女性のエリート。

なんだそうな。
目指すは、やっぱり桃!
なんて言ったら、不謹慎と怒られそうだが
不倫をするかどうかはともかく
夫がいても、他の男を虜にできる華のある女になりたいと思う。


昔、フラれたけれど、その男の人を諦められなかった私は
友達でもいいから、なんとかその人の近くにいたくてこう言った。

「私がどんな花になったら、あなたは生けてくれますか?」と。

その人は私ではない女性を選んだのだが
私はせめて、その人の人生を彩る花になりたかった。

花なんてなくても人間は生きていける。
でも時々、立ち止まって花を眺めて季節を感じ
ほんの少しでも、心を癒すことができたら、人生はもっと輝くと思ったから。

というのは、未練がましい私の言い訳で
相手を困らせただけに過ぎなかった。

そんなことを言われた彼は、心底うんざりだったと思う。
「いい加減にしてくれよ。俺は花なんて生けないんだよ」
きっと、そう言いたかったに違いない。
付き合う気がない人にまとわりつかれるなんて、私だったらごめんだ。

でも、彼は私を傷つけてしまった負い目を感じていたせいか
一生懸命、考えてくれた。
考えてくれているフリをしてくれた。
最後まで優しい人だった。

私は体が大きいので、花にたとえると
ユリとかカサブランカと言われることが多く
これは、とても嬉しいけれど
本物の私はパンジーかなあと思う。

花言葉は「私を想って」

私の恋愛人生は、片思いばっかりだったもの。

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by roomsharestyle | 2010-04-05 22:37 | 今の私が思うこと
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