女優気取り

雑誌の取材に備えて、髪をバッサリ切ってみた。



またもやルームシェアに関する取材の依頼があった。
顔写真は採用されるかわからないけど
とりあえずカメラマンさんも同行されるということで
急いで美容院の予約を入れる。

「松嶋菜々子さん風にお願いします!」

と美容師さんに伝えた。

「本当は鈴木京香が好きなんですけど、あの上品さは無理なので
もう少し庶民的な松嶋菜々子さんを目指そうと思って」

鈴木京香は無理だけど、松嶋菜々子ならなれると思ってるのか、この女・・・
そんなことを思われようが、知ったこっちゃない。
羞恥心などかき捨てた。
とにかく、全国版の雑誌に顔写真が載る可能性があるのだから
できる限り、キレイにしなければいけないのだ!

そして数時間後・・・鏡の前には、松嶋菜々子がいた。
感動的なくらい、そっくり!
と思えたのは、メガネをかけずピンボケ状態で
鏡の中の自分を見ていたからだった。

メガネを通すと、ホウレイ線が目立ち始めた35歳のオバサンがいた。

秋元康さんは、美容院にタレントの顔写真を持っていってはダメだという。
「美女力」とは他人と異なる自分だけの何かだから
「私に一番似合う髪型にして!」とオーダーすべきだと。

でもそれって、タレントレベルの容姿で
一流の美容師さんにカットしてもらえる女の子限定の話だ。

平凡な女は、仕事でも、美容でも、恋愛でも
とにかくなんでも憧れの人を「真似る」から入り
近づこうと努力する過程で、個性が出てくるものだと思う。

と偉そうに書いてみたけれど、今回の髪型、誰からも褒められない。
こんなことは人生で初めてだと思う。
髪をばっさり切ってイメチェンを図った時
今までは必ず「短いの似合うね!」と言われていた。

今回は誰もが「随分、短くしたね」だけで、その続きを言わない。
お世辞さえ言ってもらえない。
アラフォーになるということは、こういうことなのだ。

女としての褒め言葉を言われなくなる。

髪を切って若返りを図ったつもりが、精神的に老け込んでしまった。


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by roomsharestyle | 2010-05-06 00:15 | 今の私が思うこと
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